マクラメとは、紐と紐を結ぶこと、編むことで装飾・模様を作る編み方の技法のことをいいます。
マクラメの語源はアラビア語の「ミクラマ(組紐を意味する)」とトルコ語の「マクラマ(タオル)」
が由来と言われており、アラビアのラクダの背につける麻袋の結び方が起源とも言われています。
中世時代、アラビア人によりヨーロッパへ伝わり発展を遂げたマクラメは、
大航海時代以降、スペイン、メキシコ、フランス、カナダ、アメリカ、南米へと伝わり、
やがて世界中へ広まっていったとされています。
現在、日本で広まっているマクラメは、南米で伝統的に受け継がれている技法のものが多いと思われます。
南米で民芸品として受け継がれている石や木 等と紐を結んだり、編んで作る
装飾アクセサリーのことをマクラメアクセサリーと呼んでいます。
当教室のマクラメ講座でも、南米で受け継がれているマクラメ技法をお手本にしております。